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「男三人麻帆良ライフ 第二十二話(GS+ネギま!)」

宮本 (2007-03-20 19:53)
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「・・・昨日の今日で、朝から元気だな〜」

「そうですねえ」

「ふん、格闘バカ同士気が合うんだろう」

関西呪術協会の屋敷の縁側に並んで座る横島と刹那、エヴァンジェリンそして茶々丸の四人は視線の先で繰り広げられている光景に呆れた表情を浮かべる。

「く〜!当たらないアル!!」

「ははは!中国拳法って言ってもな、格上の相手に型通りで勝てると思うな」

古菲の猛攻を凌いでいる雪之丞。
次々と技を繰り出す古菲だが、体格、動体視力、反射神経と雪之丞はその上をいっている。
特に違うのは経験だろうか?
圧倒的な実戦経験の差、そして格上の者との戦闘経験の差が二人の間にはある。

「・・・ほい、これで俺の五勝目だ」

雪之丞は古菲の渾身の突きを受けきると技後硬直の瞬間を狙って足払いをかけて倒し、顔面の前に正拳を突きつけた。

「う〜、悔しいアル!!」

「へっ、その年でそこまでできりゃ十分だぜ。強くなったらまた来いよ。もんでやるぜ」

悔しげな古菲から離れ、雪之丞は笑う。だが次の瞬間その笑顔が引きつった。

「・・・胸を・・アルか?」

「ちげえよ!!つーか長瀬といいてめえといいなんだ?はやってるのかそれ!?」

「ふっふっふ、楓から教わったアルよ。負けたとしてもこう言えば一矢報いる事ができると!」

「理解してねえのか。・・・もういい。おまえとの再戦は無しだ。やっぱりネギのクラスの連中の相手は疲れる」

疲れたように首を振る雪之丞。
そんな彼に第三者の声がかけられた。

「ほう、ネギ坊主はよくってその生徒は範囲外でござるか?」

声をかけたのは楓。

「あいつはおまえらと違って俺に妙なからかいをしてこねえからな」

「・・・ネギ坊主とはキスしていたらしいしラブラブアルな〜」

「ニンニン。やはりあの時山で抱き合っていたのは・・・。雪之丞殿はそっちの趣味があるから女子生徒達は範囲外でござったな」

古菲と楓の切り返しに雪之丞はぶわっと冷や汗が流れるのを感じた。
二人が言っているのは雪之丞の式神がしたキスなのだが雪之丞が覚えがあるのは昨夜のパクティオーの時のキスだ。
しかしそれでもキスをした事にはかわりなく・・・。

「ち、違う!俺はそんなんじゃない!!ネギとは必要だって言うから仕方がなく・・・」

認めた!!
クラス内にはこびるネギ・ピート・雪之丞の『魔の三角海域(バミューダトライアングル)』ならぬ『薔薇の三角関係(バラボーイズトライアングル)』を思い出して楓と古菲はくわっと目を見開き、火曜サスペンス劇場のノリで口元をおさえる。

興味深げな眼差しを受ける雪之丞。
ずざざっと後ずさり、その眼差しを避けようとする。
だが全く意味が無く、二人の視線に雪之丞は追い詰められた。

自分は違うと思っていた!
あの男とは、鎌田勘九郎とは!!
しかし昨夜は時間が無かったのでじれったくてむしろ自分がネギを引き寄せて強引に唇を・・・。

そこまで思い出して雪之丞は真っ青になった。
いつぞやの勘九郎のように「きゃっ、ピンク」といってネギの体をつつく自分が思い浮かぶ。
き・も・ち・わ・る・い・・・。

「ぐ、ぐああああああああああ!!!!
俺は、俺は違う!かおり〜俺は俺のまま、無事におまえの元へ帰るからな〜〜〜〜!!!!!」

こみ上げる吐き気をこらえつつ雪之丞は走り去って行く。
その哀れな背中を見て古菲と楓は顔を見合わせた。

「どうしたアルか?」

「ん〜、からかいすぎたでござるかな?」

その様子を見ていた横島はさすがに哀れになって冷や汗を流した。

「・・・哀れな。病んでるな〜。そりゃ男相手だなんてアイデンティティーの崩壊や。
明日菜ちゃんを素っ裸にしたロリ之丞は、ネギにキスをした薔薇之丞になっちまったのか」

「ロリ之丞に薔薇之丞・・・。意外に語呂がいいな」

横島の言葉にエヴァンジェリンが感心したように相槌をうつ。

「でも木乃香ちゃんの力ってのはやっぱりすげえんだな〜。仮契約で巫女さん達の石化まで元に戻るなんて・・・」

「・・・クラスの連中や詠春の名が出ないのはなぜだ?」

「それはほれ、クラスの子達は将来有望!長のおっさんは男!巫女さん達は今が旬じゃないか」

戦闘終了、天ヶ崎千草も捕獲して大団円と思われた昨夜だったが次の日の昼まで石化した者達が治らないというのはやはりどうにかしたいところだった。
そこでエヴァンジェリンが提案したのが木乃香の仮契約。
シネマ村で刹那の怪我を治した木乃香の潜在能力ならば治療系のアーティファクトがでるのでは?と考えたのだ。
その考えは予想以上の効果で、仮契約の際の力の余波で石になった者達の石化も解け、怪我をしていた者の怪我も治った。

・・・ネギと木乃香が仮契約をするという時に横島が『またおまえがいい思いをするのか!?』と言ってエヴァンジェリンに黙らされたのはまあ当然の事だろう。

「そ、そういえばネギ先生と雪之丞さん、ピートさんの式神がキスをしていたところはクラス中がテレビで見ていたんですよね」

今後その噂はどうなるのだろうかとバラな未来予想図に刹那は額を押さえる。
そんな彼女にエヴァンジェリンがからかうように声をかけた。

「それで、いいのか?お嬢様から身を隠さなくって」

「いいんです。全ての人に受け入れられるわけじゃない。それでも、お嬢様は受け入れてくださった。それに、受け入れてくる人はいるんだってこの修学旅行で分かりましたから」

刹那はスッキリしたように言う。
ずっと背負っていた荷物をおろし、心が軽いらしく表情は明るい。

「・・・ま、今はそれでいいか」

大事なのはこれから。
今まで以上に刹那と木乃香の間は近くなり、その幸せに慣れると刹那は緩むだろう。
今までの張り詰めたものはなくなり、近づくものへの警戒心も自然と減る。
それで木乃香を守れるのか・・・?
エヴァンジェリンはそう考えてから頭を振る。
自分がそんな事を考えてやる必要はない。どうやら平和な麻帆良での生活で少々丸くなってしまったらしい。

いや、自分は平穏な麻帆良の生活にはうんざりしていたはずだ。
だがそれは妙な男達の出現で大きく変わった。
自分と同じほど長い時を生きてきたという朝によく教会に祈りに行っているらしい変わり者のバンパイア・ハーフ。
からかうとかなり面白い目つきの悪い短気な戦闘民族?らしき男。
そして素晴らしい能力を持っていながらどうしようもないくらい手のかかる一緒にいると退屈しない変人。

彼らが来てからエヴァンジェリンの麻帆良ライフは大きく変わった。
怒鳴ったり、騒いだり、信じられない行動を見て呆れてしまったり、笑ったり・・・。

変な三人、基本的に冷静なピートと基本的に熱血な雪之丞の中心に横島がいる。
そして騒ぎの中心にも横島がいる事に思い当たってエヴァンジェリンはふむ、とうなずいた。

「貴様のせいかもな」

「ふぇ?ふぁふぃ?(え?なに?)」

突如声をかけられてお茶菓子のまんじゅうを食べていた横島が首を傾げる。

「ん?貴様はのーてんきで、自覚無しに他人に影響を与えているって事だ」

「あ、それは分かりますね」

「・・・のーてんきって」

肩を落とす横島を見てエヴァンジェリンと刹那は笑った。
そして黙っていた茶々丸が口を開く。

「古菲さんと長瀬さんが接近してきます」

雪之丞を諦めたらしい古菲が走ってきて、それに楓もついてくる。

「や、やばい!あの目は見覚えがあるぞ!どっかのアホと同じ、戦闘民族の目や!!」

横島はぐびっと茶を飲み干すとまんじゅうを両手に持って慌てて立ち上がった。

「横島さん!勝負アル!!」

「ぬひょおう!?」

古菲の飛び蹴りを妙な声を上げて不自然な動きで回避。
雪之丞のような洗練された動きではないが横島流回避術は伊達ではない。
避ける、避ける、避ける・・・そして横島は逃げ出した。はぐれメタルもびっくりだ。

「どちくしょ〜、なんで女子中学生に追われなあかんのや!!ムチムチの年上のねーちゃんならともかく、女子中学生にいぃぃぃ・・・」

叫びながら走り去って行く横島。
それを古菲と楓が追いかける。

「・・・年上だったらいいんでしょうか?」

「・・・さあ、知らん。あいつの思考回路を理解しきれる者などおらんだろう」

「マスター、お茶が入りました。桜咲さんもいかがですか?」

呆れたような刹那とエヴァンジェリン。
そんな二人にお茶のおかわりを進める茶々丸。
昨夜の巫女さん達の動きを見て学習したらしく着物を着てのその態度は非常にさまになっている。
横島が知らないところでこの修学旅行での横島の目的の一つは達成されていた。


             『男三人麻帆良ライフ 第二十二話』


修学旅行四日目は3−Aの生徒達は個人行動という事になっているがその多くは班員と行動している。
だが明日菜、刹那、木乃香などの昨夜疲れ果てた生徒達はホテルで休んでいるらしい。
やはりあそこまで大変だったのだから休息は必要だろう。
ネギの父親の京都での家に近衛詠春に案内してもらうまではゴロゴロするようだ。・・・が、

「「は〜〜〜」」

その待ち合わせ相手、近衛詠春とともにいる三人の男のうち二人が大きくため息をついた。

「君達には本当にお世話になりましたね」

「いや〜、将来有望な少女が傷つくってのは世界的損失っすから。それにしてもいいんっすか?あんなにもらって?」

暗い影を背負う二人はなるべく見ないようにして詠春と横島は会話する。
ときおり、バラ?とかなぜこんな事に・・・とか聞こえてくるが聞こえないふりをする。
突っ込んでやつらを活性化させてはいけない。せっかく沈静化したのだ。
一時はひどかった・・・。

「はい、少ない謝礼金ですがおいしいものでも食べて下さい。君達には返しきれないほどの恩がある。
雪之丞君と横島君は体を張って戦ってくれたし、特にピート君がくれた証拠は組織のトップとして本当に助かるんだよ」

「へ〜。その証拠があれば色々脅せますしね」

「お、脅すって・・・。いや、組織の正常化に使うつもりだが・・・」

「う〜ん、俺の雇い主は弱みを手に入れたらそれを利用して、脅していう事を聞かせるのが一番いいって言ってましたけどね」

「確かにいい方法かもしれないがそれは人としてどうかと・・・」

横島の言葉に詠春は冷や汗を流す。
確かに弱みを握ってうまく脅して操れば組織運営が楽になるだろうが、それをやるのはやはり躊躇いがある。
同時に自分も後ろ暗いところを作ってしまうわけでもあるのだ。

「あ、ネギ達来たみたいっすよ」

「本当だね。やあ皆さん、休めましたか?」

歩いてくるのはネギをはじめとして3−Aの生徒達が数名。
そのうちの早乙女ハルナが影を背負っている二人の男に気づき、手を振った。

「雪之丞さんにピートさ〜ん。愛しの少年が来ましたよ〜!!」

「「愛しくねえ(ないです)!!」」

男二人、雪之丞とピートはくわっと目を見開いて抗弁した。
また始まった二人の暴走に詠春と横島はため息をつく。

「大体キスをしたのは雪之丞で皆さんが見た僕は妙なゲームの時の仕掛けだって説明されたはずでしょう!?」

「てめえ!一人だけ逃げようとするんじゃねえピート。生徒達が見たっていう俺も偽者だろうが!!」

「はっ!笑わせてくれるね雪之丞。君は結局ネギ君とキスをしたのさ。僕はしてない!!」

「知るか!俺にはかおりがいる!!将来を誓い合った女がいるんだ。てめえにはいねえ!!」

「言い訳は見苦しいよ雪之丞!!」

激しく言い合う二人。
全員がそれを呆れたように見ている。

「こうして見ると横島さんがまともに見えてくるわね」

「ああ、少なくとも健全な女好きだからな」

冷や汗を流す明日菜にエヴァンジェリンが答える。
その横でオロオロしているネギを見てニヤリと笑った朝倉が妙な智恵をつけようと声をかけた。

「ネギ君、ここは二人を収めるためにも僕のために争うのはやめて〜って叫んだら?」

「え?そしたら二人は落ち着くんですか?」

「そうそう」

「・・・朝倉、余計な事子供に吹き込むんじゃないわよ。ネギ、そんな事いったらパルがとまらなくなるからダメよ」

疲れたように明日菜はネギをとめた。

「ま、まあ行こうか。この奥です。三階建ての狭い建物ですよ」

詠春はらちがあかないと考え、さっさと案内する事にした。
ハルナがどこへ行くのかと夕映にたずね、夕映がネギの父親の別荘らしいと答えてのどかがそれを聞いて興味深げにしている。

「スクナの再封印は完了しました」

「うむ、御苦労近衛詠春。面倒を押し付けて悪いな。しかし本山に乗り込まれるとは、気が緩んでいたとしか思えんぞ」

「それを言われると辛いものがあります。これからは気をつけねば・・・」

「長さん・・小太郎君は・・・」

詠春とエヴァンジェリンが話しているとネギがたずねてきた。
同い年の強い少年。
魔法使いであるネギとは戦闘方法が違っていたが、同い年であれほど強い少年と会うのは初めてだった。
それにネギには彼が悪人だとはどうしても思えないのだ・・・。

それを察したのか詠春は困ったような顔をしてネギを見る。
小太郎はあくまで雇われただけなのだ。

「それほど重くはならないでしょうがそれなりの処罰があると思います。
天ヶ崎千草についても・・・まあその辺りは私達にお任せ下さい」

天ヶ崎千草については何か思うところがあるのか最後は少し言葉を濁した。

「それより問題はあの白髪のガキか」

エヴァンジェリンは一番強力な存在であった白髪の少年の事を挙げる。

「現在調査中です。
今のところ彼が自ら名乗った名が『フェイト・アーウェルンクス』であるということと・・一ヶ月前にイスタンブールの魔法協会から日本へ研修として派遣されたということしか・・・」

詠春が一通り説明し、「おそらく偽称でしょうが」と付け加えるとエヴァンジェリンはその程度では特に何もわかっていないのと同じだとばかりにふんっと鼻を鳴らした。

「ここです」

草木に囲まれた家を前にして立ち止まり、詠春は言った。
ネギは高鳴る興奮を抑えきれず、皆が興味深げにその建物を見ている。
すでに雪之丞とピートは言い争いをやめている。
ちなみに二人の言い争いを仲裁したアイテムは早乙女ハルナが嬉々として差し出した有害図書だというのは皮肉なものだ。
おかげで二人は気分悪げにしている。

ナギの別荘に入り、ネギは目を輝かせて父が住んでいた家を見て回ったり、本を調べたりしている。
図書館組はたくさんある本を興味深げに見て回っているし、エヴァンジェリンは感慨深げにナギが使っていたであろう家具などを手にとって見ている。

その部屋の一角のソファに座ってやさぐれている雪之丞とピートは建設的な話をする事にした。

「おい、ピート気づいたか?」

「何にだい?雪之丞」

「俺らは今回記録に残るようないい仕事を影でしたな?」

「・・・石にされちゃったし一概にはそうは言えないけど護衛に情報収集といった仕事はしっかりとしたと思うよ」

「そのわりには記憶に残っていねえ。残っているのはネギにキスをしたとかって言う屈辱的な記憶だ。俺ら二人がどうも貧乏くじをひいている」

「確かに。・・・そう考えるとなぜかおかしい事があるね」

「ああ」

そう言って二人はもう一人の人物を睨んだ。

「「なんでおまえ(横島さん)が普通に扱われている(んですか)!?」」

「はあ!?」

いきなりいちゃもんをつけられて思わず首を傾げる横島。

「お、俺が普通に扱われるとおかしいんか?」

「ああ」「ええ」

同時に肯定されて多少凹む横島。

「あの横島さんだからね。龍宮さんを中学生だと知らずにナンパしてショック受けてたし」

「なぜだ?なぜなんだ?俺達がホモって言われてるんならこいつは女好きの変態で認識されているはずなのに・・・。
いつも進んで貧乏くじを引きに行っているとしか思えない横島がまともに?世界が違うと常識も物理法則も違うのか?
・・・とりあえず、おまえらのクラスはどこかおかしいんじゃないのか?明日菜の嬢ちゃん」

雪之丞は近くで冷や汗を流している明日菜にたずねる。

「友達にそこまで言われる横島さんって一体・・・。横島さんはバスガイドさんとしずな先生をナンパしていましたよ。
うちのクラスメートの子達ってちょっと変わってるし、笑って見てましたね。
それに横島さんがバスガイドさんのナンパのために歌を歌ったり、手品を披露したりしていたから結構とけ込んでいましたよ」

「ガッデム!!」
「オーマイガッ!!」

明日菜の説明を聞いて二人は叫び、額を抑えた。ちなみに神に叫んだのがピートだ。

つまり守備範囲内の女性に集中攻撃をしていたため周りから見たら面白く見えたのだろう。
確かにはたから見ていて自分達に被害が及ばなければ面白いパフォーマンスに見えなくもない。
守備範囲内の女性がいれば守備範囲外である3−Aの生徒達には横島が手を出すとは思えない。
さらには初日の夜から妙に忙しくなってしまい、横島の横島的な行動を生徒が見る暇が無かったのだろう。
それに元々横島は嫌われるような人間ではないのだ。

「はははは・・・。横島より異常だと思われてるなんて」

「ふふふ・・・。僕がネギ君と?そんな事世の女性達が許すはずが・・・」

がっくりと肩を落とす二人組み。
それを見て横島と明日菜は顔を見合わせた。

「んなこといったって雪之丞は明日菜ちゃんを脱がしたロリ之丞でネギとキスした薔薇之丞だし・・・」

「・・・だから脱がされたんじゃないですって。
ピートさんの場合は女性が許さないどころかパルあたりは狂喜乱舞していますよね」

横島は昨夜のパクティオーを思い出し、明日菜はハルナ作の有害図書を思い出した。

そして明日菜はどちらにせよ三人が三人とも普通じゃないのだと結論付ける。
麻帆良に戻って接する機会が増えれば3−Aのクラスメート達もまともにこの三人が変だと知る機会があるのでは・・・。
そこまで考えて身震いした。
そうだ、あの騒がしいクラスがここまで修学旅行で話題になった三人を放っておくわけがない・・・と。

確実に騒動の火種はくすぶっているのだ。これからどうなるのだろう・・・。

「木乃香、刹那君こっちへ・・・。明日菜君も。できれば横島君達も来てくれないかな?あなた達にも色々話しておいたほうがいいでしょう」

その時、上の階から詠春が声をかけてきた。
明日菜達はとりあえず上に上がる。
そして詠春に一枚の写真を見せられた。

「この写真は?」

「サウザンドマスターの戦友達・・・。黒い服が私です」

「戦友?」

「ええ、20年前の写真です。私の隣にいるのが15歳のナギ・・・、サウザンドマスターです」

詠春に教えられてネギは写真の中で笑っているまだ少年だったころの父の姿を見つめた。
明日菜たちも興味深げに見始め、エヴァンジェリンも気になるようで覗き込もうとしている。
そして写真の中の人物を見た明日菜の頭の中に何かが浮かびかけた。

「どうかしたか?神楽坂明日菜」

「え?ううん、何も・・・」

エヴァンジェリンにたずねられ、なんでもないと答えるが何かが明日菜の頭に引っかかる・・・。

「私はかつての大戦でまだ少年だったナギと共に戦った戦友でした。・・・そして20年前に平和が戻った時、彼は既に数々の活躍から英雄・・サウザンドマスターと呼ばれていたのです。
天ヶ崎千草の両親もその戦で命を落としています。彼女の西洋魔術師への恨みと今回の行動もそれが原因かもしれません」

その言葉を聞いてピートは千草のものと思われる写真を思い出した。
彼女は何を求めていたのだろうか?
どれだけ過去を悔いようと、復讐をしようと・・・時は戻らない。

チラリと額にバンダナを巻いた友人の横顔を見る。
彼はどれだけ悔いただろうか?
それでも彼は前を向いて進んでいる。それがひどく眩しく、そして友人として誇らしい。

願わくば彼女、天ヶ崎千草も前を向いて、未来に希望を見出して欲しい。
ピートは胸の前で十字を切った。

詠春の語りは続く・・・。

「以来彼と私は無二の友であったと思います。しかし・・彼は10年前突然姿を消す・・・。
彼の最後の足取り、彼がどうなったかを知るものはいません。ただし公式の記録では1993年死亡・・・。
それ以上のことは私にも・・すいませんネギ君」

「い、いえそんなありがとうございます」

最後に申し訳なさそうにつぶやいた詠春にネギは答えた。
肩に乗っているカモに父さんの部屋を見れただけでも来た甲斐があったと言うネギを見て詠春は長い包みを取り出した。
渡すべきだろう。
まだ10歳の子供が最高の魔法使いの一人であるサウザンドマスターを追おうと思ったらどれほど危険な事があるかわからない。
だが、この子にはその後を追う権利がある。そしてそれだけの決意も・・・。

「ハーイそっちの皆さん難しい話は終わったかなー。記念写真撮るよー。下に集まって」

しかしネギに包みを渡そうとしたところで階下から朝倉和美の声が響いた。
ここで写真を撮るらしい。
明日菜、木乃香、刹那といった3−Aの生徒達とネギは階下へ降りて行く。
残ったのは詠春とピート、雪之丞、横島の男四人。

「・・・それは?もしかしてネギ君のお父さんの?」

興味なさそうな横島や雪之丞と違い、ピートは詠春の手の中の包みについてたずねた。

「ええ。ナギがここで研究していたものです。おそらく手がかりになるでしょう」

「危険・・・じゃないんですか?」

「かもしれません。ですが彼にはこれを受け取る権利があると思ったんですよ。それに値するだけの決意もね・・・」

詠春が答えると雪之丞がその通りだとばかりにうなずいた。

「それを渡してそれでどうするかはネギが決める事だ。危険な事があるんだとしてもそれをするかどうかも自分で決めりゃいい。あいつも男なんだからな」

それが雪之丞のスタンスだからそう言うのは当然だろう。
だがピートはネギに危うさを感じている。
迷惑がかかるからと言って、誰にも告げず、誰の力も借りず突っ走りそうな気がするのだ。

「・・・私が頼むのも、あなた方に頼むのも筋違いだと思うのですが、できればネギ君をフォローしてあげてくれないでしょうか」

戦友の息子、娘の恩人。
それらを差し引いても今回出会い、話した彼はいい少年だった。
詠春は三人に頭を下げていた。

「危険な事ってのが俺好みだ。なにかあるようなら連絡してくれ。安くしとくぜ」

ニッと雪之丞が笑う。

「う〜む、対象が男ってのが気に食わんが放っておくわけにもいかんしな〜」

しょうがないかと頭をかく横島。
なんだかんだいってお人よしな彼が嫌だというわけが無い。
そして・・・。

「はい。ネギ君はいい子ですからね。放っておけませんよ」

ピートも詠春にうなずいた。

彼がその純粋さから泥沼にはまってしまうようならばみんなで引き上げてやればいい。
彼がその真っ直ぐさゆえに折れそうになってしまうことがあればみんなで支えてやればいい。
彼を心配する周りの者に彼が気づけず、突っ走ろうとするのならば教えてやればいい。
この京都にも彼を心配している人がいるのだから。

三者とも違う表情と反応で了解するのを見て詠春は苦笑し、「ありがとう」と言った。

「お〜い、上の人達も降りて来て〜。せっかくだし何枚か写真撮っておこうよ」

「そうそう、ネギ君を囲んでの三人での写真なんかいいんじゃない?」

「「よくない!!!!」」

カメラを持った朝倉と、悪戯っぽい笑いを浮かべたハルナの言葉。
それに雪之丞とピートは素晴らしいコンビネーションで文句を言った。


色々あった京都での修学旅行を終え、麻帆良へと帰る新幹線の車内。
その中はある意味混沌としていた。

「ああ、祇園に行きたかったな〜」

くううっと涙を流す横島。
その隣にはネギが座っており、目の前には席を反転させて横島とネギと向かい合って座っている雪之丞とピート。
京都に来る時は先行した雪之丞とピートではあるが帰りは一緒に帰る事になっているからだ。
三人とも残念そうな横島を見て苦笑する。

「まあこれが手に入っただけでもいいか・・・」

横島は何かが入った袋を大事そうに抱えてさする。

「・・・?なんですかそれ」

「ふっふっふ、子供には秘密だ」

それを見たネギが横島にたずねるが横島は意味深な笑いを浮かべてはぐらかす。

そんな三人のところに興味深げな視線が向けられていた。

「ねー、裕奈。あの二人って・・・」

「そうだよね。ネギ君との『薔薇の三角関係(バラボーイズトライアングル)』の二人」

「うわ〜。あの金髪の人美形やのに・・・。まき絵どう思う?」

「ネギ君はそんなんじゃないもん!きっとあの二人に無理やり・・・」

大河内アキラ、明石裕奈、和泉亜子、佐々木まき絵が横島達の方を見てひそひそとしゃべっている。
他の生徒達も似たような会話を繰り広げていた。
その話のネタになっている人物達は全く気づいていないが生徒達の興味と関心はぐんぐんと膨れ上がっていっており、『薔薇の三角関係(バラボーイズトライアングル)』が全くの誤解と勘違いの産物である事を知っている一部の生徒達はまた面倒な事になるのでは?と冷や汗を流している。

そして、勇者が立ち上がった。
その金髪に、中学生とは思えないプロポーションを持ちながらも少し趣味がかたよっている少女は横島達が座っている座席の横に仁王立ちし、3−A生徒達の視線を一身に浴びながら口を開く。

「あなたがたのそのお気持ちはよーく分かりましたわ!」

「「「「は?」」」」

少女、雪広あやかはそう言ってビシイッとピートと雪之丞の二人を指差した。
突然の一言に二人だけでなくネギと横島も思わずマヌケな声を上げて首を傾げる。
だがあやかは止まらない。

「わかっています、ネギ先生。純粋なネギ先生はつけこまれただけなのですよね?おかわいそうに。これからはこの私が!守って差し上げますわ!!」

「え?あ、はあ。いいんちょさん一体何を・・・?」

「このお二方に決まっていますわ!!横島さん、あなたは警備員だとおっしゃってましたね?なぜこの二人を取り締まらないのですか!?」

潤んだ瞳でネギを見ていたあやかは瞬時に怒りの表情に変更し、職務怠慢じゃないのですか!!とばかりに横島を糾弾する。

「な、なんだ?この二人も俺と同業で警備員だぞ」

基本的に取り締まられる側の横島はいつのまに自分が取り締まる側になったんだ?と慌てる。
あやかになぜ怒られるのか理解できない。
雪之丞とピートも顔を見合わせ、首をかしげた。

「警備員!?小耳には挟んでいましたがこの方たちが本当に警備員!!」

麻帆良の治安はもうだめなのね・・・とつぶやいてあやかはふらっとよろめく。
慌てるネギだが、あやかがよろめいたのは一瞬で次の瞬間には体勢を立て直してぎろっとピートと雪之丞を睨んだ。

「年端もいかないネギ先生の可憐なく、く、唇を奪っただけでなく怪しい世界に引きずり込もうなどこの私の目が黒いうちは絶対に許せませんわーーー!!!!」

あやかの絶叫。
ピートは口に含んだコーヒーを噴き出し、雪之丞は新幹線の窓にごすっと頭をぶつけた。
3−Aの生徒達は興味深々といった様子で聞き耳を立てている。

「違う!!あれは違うんです!朝倉さんが仕掛けた偽映像なんですよ!!僕は、僕は女性が大好きだ!!」

立ち上がったピートが絶叫する。
少しパニックなのだろう。・・・ちょっと不適切な発言だ。
偽映像。それはまあ簡単に受け入れられる。ネギはその直後にロビーに現れて宮崎のどかと会話をした後キスをしたのだから時間的にも偽映像と考えてもおかしくない。
しかし、見た感じイケメンな異人の青年が突然女性が大好きだと叫ぶとは・・・。
生徒達はとりあえず少し彼の認識を改めた。

「俺だってだ!俺にはすでに彼女がいるんだ!!男とキスなんか・・・したとしてもそんなもん本気でやるか!俺は、俺はママに男の中の男になると誓ったんだ!!」

立ち上がった雪之丞が絶叫する。
根がバカ正直な彼は男とキスをしていないという嘘は言い切れなかった。
そして完全に否定し切れなかったと途中で悟り、雪之丞は己の中で絶対である母との誓いを持ち出した。
生徒達は彼の認識も少し改めた。

あやかからはすでに怒りの表情は消え、元いた場所から二、三歩後ずさっている。

「ピートさん、雪之丞さん・・・」

「諦めろ、ネギ。こいつらは最早自分達が何を口走ったかなど頭に無い」

心配そうにつぶやくネギの隣で横島が首を振った。
追い詰められると失言を発してしまうピート、直情的であるがゆえに意味を考えず言葉を発してしまう事がある雪之丞。
二人の失言で3−Aの生徒がいる車両は一気に騒がしさをました。

「イケメンは女好き!?」「ポーズがナルシストっぽい」「本気じゃなかったら男とキスするんだ」「っていう事はネギ君とは遊び!?」「そ、そんなひどい・・・」「ママって・・・」「彼女がいるのにショタコンでマザコン?」「SUGEEEEE!!!」「それで二人とも警備員」「麻帆良の治安って大丈夫なの?」
まともな言葉やおかしな言葉が飛びかう・・・。
そんななか、隣の車両から源しずなが困ったような顔をしてやってきた。

「A組のみんな、少し静かにしないとダメよ」

「おお、しずな先生!困っていてもお美しい!すみません、生徒達は悪くないんです。僕の友人二人がバカ騒ぎを!!二人にはしっかりと注意しておきますのでご安心下さい!!」

しゅばっとしずなに接近した横島はしずなの手を握って力説する。

「ところでしずな先生、麻帆良に帰ってから僕とデートなどいかがでしょうか!?」

「ええ、また機会があったら・・・」

歯を輝かせんばかりの笑顔で言う横島とそれを聞いて苦笑しながら大人の女性的な対応をするしずな。
それを生徒達は笑いながら見ている。
そして横島としずなの側で呆れたような顔をしていた少女が横島がしずなに接近した時に床に落とした袋を拾い上げた。

「おい、横島。落としたぞ」

エヴァンジェリンは特に何も考えず拾い上げた袋の中身を出した。
そして彼女を中心に沈黙が起こる。
彼女の側に座っていた茶々丸や明日菜、刹那などもその袋の中身を目撃したのだ。

「ああ!子供は見ちゃだめだエヴァちゃん!!」

慌ててそれを取り返そうとする横島。

『京都限定!!〜ムチムチ美人巫女さん〜』
『京都限定!!〜古都のねーちゃんは古風でエッチ〜』
などなど・・・。
様々な怪しげなタイトルのDVDが数本、まだ小学生といっても通用するような異国の少女の手にある。
・・・なかなかアンバランスだ。

そのDVDのパッケージは見ただけで刹那や明日菜が顔を赤くするほど過激なもの。
だが、持っているエヴァンジェリンは慈母のような笑みを浮かべた。

―――ぐしゃっ!!
現在麻帆良で近右衛門が五秒に一回判子を押しているおかげでほぼフルパワーを出せるエヴァンジェリンは己の細い腕に魔力を纏い、普通ではありえないパワーで一気にDVDをパッケージごとにぎりつぶした。

「ああ!!僕の宝物!!何をするんだエヴァちゃん!せっかくDVDプレーヤーを買ったから見ようと思ったのに!京都限定で京都でしか売ってないんだぞ!!!通販も禁止されている逸品なんだ!!」

「アホか!!何が宝物だ!貴様の家にも似たようなものがあっただろうが!!」

「なに!?ま、まさかエヴァちゃん俺のベッドの下を覗いたんか?
あれは東京限定バージョン!今回西の長のおっさんに買ってもらったのは京都限定バージョンや!!全然違う!!」

がっくりと膝をつき無残な姿になった宝物を見つめる横島。
木乃香と刹那は詠春がこれを買ったのか・・・と冷や汗を流す。
詠春は修学旅行から帰った娘から心のこもった手紙をいただくことであろう・・・。合掌。

3−Aの生徒達は彼の認識を結構改めた。
やはりエロDVDを宝物だと言い切るのを目の前で見せられてはマイナスだ。

「・・・麻帆良の警備体制について考えなおす必要があるんじゃないの?」

誰かがポツリとつぶやいた。
ここにいる警備員三人は三人とも変だ・・・。

「こらー!!また3−Aか!何を騒いでいるか〜!!」

隣の車両へ通じるドアが開き、鬼の新田がやってくる。
生徒達は一斉に騒いでいたのは自分達ではないと言って警備員達を指差した。
新田はそれを聞いてまたやっかいな指導対象が増えたとばかりに顔を引きつらせる。

そんな彼に横島が『男の夢と希望が粉砕されたんです!新田先生も男なら分かるはずです!!』と力説し、生徒達から『へ〜、わかるんだ〜』といった視線で見られた新田は自分の尊厳が崩されかけているのを察して慌てる。

そして警備員達を叱るべく大きく息を吸い込んだ・・・。


新田の説教が続く間にも新幹線は麻帆良へと向かって走る。

帰りの車内は結構平和だったようだが警備員三人の評価は妙な方向で落ち着いたようだ。


あとがき

京都修学旅行編完結!!です。
薔薇疑惑もついに決着・・・ついたかな?(汗

最後の最後に三人ともクラスメイトに変人認定されてしまいました。(危うく新田先生もw)

そして忘れてはいけないのが木乃香の仮契約!!(汗
木乃香の仮契約は実はヘルマン編で出す予定だったんです。
で、現在ヘルマン編のヘルマン襲撃あたりを執筆中なんですが、書いているうちにだんだんそこで木乃香仮契約系イベントを盛り込むのが難しくなってきて・・・(涙
ここでかなり描写も少ない扱いになってしまいました。
申し訳ない。いつかもっと進んで改訂版を書く時がきたらもっとしっかり入れていきたいと思います。
こんな大ポカをかましてしまった宮本ですが木乃香の活躍も今後ありますし、ご容赦下さい(土下座)

さて、次からはヘルマン編。
できればヘルマン編書き終えて学園祭編に執筆突入してから更新したいので頑張ります。

女好きという事になったピートの運命は?ホモ疑惑を払拭し切れなかった雪之丞は?HENTAIである事がばれた横島の運命は?
そして雪広グループによる麻帆良の警備体制の見直しは!?(笑

エヴァ編、京都修学旅行編でレスを下さった皆さんありがとうございます。
おかげでモチベーションを保ったまま修学旅行編ラスト更新までこぎつけました。
ところどころ粗が目立つ作品ですがこれからもよろしくお願いします。


感想ありがとうございます!
レス返しです。

>冬8さん
おめでとうございます!アナコンダ隊長も直立して祝福しております(笑
所詮裏取引はネタですから。三人ともデメリットばっかりですw
今頃だまされたーと叫んでいるのでは?と。
合体変人もう少し描写多くしたかったですけどちょっと描写するような事が・・・(汗
あまり活躍させすぎてもあれですし。
横島的にはせっちゃんは守備範囲内にはいっていないですからね。特にキスにこだわる必要も・・・。
まあネギがキスをしまくる事自体には切れまくりですが(笑
ユッキーとピート、ネギの『薔薇の三角関係』についにいいんちょが噛み付きましたw


>シヴァやんさん
スクナを合体で吹っ飛ばしたらエヴァちゃん師匠フラグと活躍イベントが!!(笑
このちゃんの契約は宮本の失敗です(汗

シヴァやんさんもアキラファンですか?やはりアキラはなんかいいですよねW

GS美神35巻では同期ではなく合体だったので合体でOKだという解釈です。
おそらく同じではないかと・・・

>アイクさん
このちゃん仮契約をわざとスルーしていたのですが、失敗しました(涙
同期合体はなるべく目立たないように・・・というのが彼らの配慮なんですがそれについてはいずれ作中で・・・。

横島の夢にネギが入るというのは考えていますがネギの性格を考えると難しいです。
ナギの事が関わっている事ならともかくなかなか厳しいかな?と。

>黒野 凛さん
【ネギま!とGSのクロスでヨコシマ以外のメンバーが男性と言うのは凄く珍しく、しかし、自然になっていてとても楽しく読ませて頂いてます。】
ありがとうございます。
ネギまには女性キャラが多いので個性的な男キャラを入れてみたいな〜というのもあったのですが、彼ら二人は非常に動かしやすいです。

合体は同期合体ですが、原作で『合体』でやってるところもあったのでそっちの方がわかりやすいかなと。

刹那、エヴァ×横島はなぜかかなり人気がありますよね。
もちろん、私もこのカップリングは大好きです!!(笑
今回はこんな感じです。楽しんでいただけたでしょうか?

>ヴァイゼさん
はい、王道の合体です。貫き通したんですが描写不足で萌える展開にも燃える展開にもならなかったのがちょっと残念です(汗

木乃香仮契約は持ち越し・・・のはずだったんですがストーリーの都合上急遽追加です(涙
木乃香と横島仮契約で刹那の心の葛藤を・・・というのは素晴らしい!!と思いましたw
しかし、木乃香には別に役目が・・・

ピートは能力がサポートよりなのと、貴重な考えて動くキャラであるのでどうしても地味に・・・(涙
ヘルマン編では彼の活躍?があるかも?

>藤堂尚也さん
ピート、地味な大活躍(笑)おまけ千草とのつながりも・・・
ユッキーは今まで派手だったので少し地味目でしたがそれでも出てくるとなんか活躍するんですよね。ヒーローの宿命かとw
横島のパクティオーは考え中です。しかし!魔法関係ない女の子と幾人か個別イベントを盛り込みたいな〜と思っています。
アキラとかは私も好きですしもちろん候補で(笑

ユッキーとネギは、こんな感じになっちゃいました。
少し薔薇疑惑払拭です。ですがマザコンがばれて(汗

>yujuさん
ロリ之丞疑惑は消えませんw
そして明日菜とはいいコンビになりそうかな〜って思っています。
だれかがユッキーをいじって明日菜が突っ込むという黄金パターンが!!
明日菜にハリセン術?教えるのはやはりせっちゃんですかね〜。
美神流はかなり役に立ちそうですがw

そして、雪之丞いいんちょにいちゃもんつけられました。でも逆にいいんちょがドン引き(笑

>碧砂さん
はじめまして!感想ありがとうございます。

他にすばらしいGS×ネギまSSが出ているのでオリジナリティーのためにも人数増やすってのはいいかな〜とおもいました。
見事にはまってくれたピートとユッキーに敬礼です。
エヴァ編、修学旅行編の違いは危険度ですよね。その危険度のため横島のシリアス度合いが上がってしまいました(汗
同期合体は難しかったです。合体はテンションが上がりすぎるとやばい事になっちゃいますからね。
難しいです。

ありがとうございます。これからも頑張って書き進めて生きたいと思います。これからもよろしくお願いします。

>九頭竜さん
ピートは何気においしいとこどりでw
彼の苦悩はこれからどう進んでいくのか注目です。そして千草との関係、シスターシャークティとのかかわりなど(笑
やはりアキラは人気ですね〜。ならば期待にこたえねば!!
バカンスは実は書き終えていますが・・・内容は秘密という事で!!
ヘルマン編もよろしくお願いします。

>HAPPYEND至上主義者さん
木乃香が人質状態ですから、合体の出力での攻撃はまずいんじゃないかな〜という横島的配慮もあります。
もっと派手なのも書きたかったのですがまあその辺りはご容赦を。

光り輝くピート!彼が立てるフラグはいずれ・・・(ニヤリ

我々の血の涙が無駄にならないようにせっちゃんには頑張っていただきましょう!!

木乃香フラグ・・・の伏線につながる可能性もあったのですが、失敗です。申し訳ない。

今回で修学旅行編終了です。
ありがとうございます、ヘルマン編も頑張ります。

>powerLさん
ギャグ担当にユッキーとピートもくわわりました(笑
ゆっきーはどこに行ってしまうのか?それは誰にもわかりません(合掌)
千草が原作でどうなったか分からないので再登場が難しいですね〜。再登場させたいんですが・・・。
一皮むけた千草、嫉妬マスクと化した横島などなど面白そうですし。

>念仏さん
同期合体を足止めに使ったのはやはり様々な理由からです。
でも足止めに・・・っていうのがいいのではないかな?という感じでやりました。
念仏さんが言われるように周囲の被害や流れ弾を気にしての事です。
『合体』の文珠で合体していたことがあったので文珠は『同期』ではなく『合体』にしました。

マスクはピートが袋に入れて雪之丞に渡し、雪之丞がそれを持って召喚された・・・という裏設定です(汗

今回少し影薄かった横島ですがそこは変人リーダー。おいしいとこを少しはもらわないと(笑

>片瀬優希冬香さん
はじめまして、感想ありがとうございます。
宮本はフラグ進行のんびり派です(笑
一目惚れもありだと思いますが、修学旅行のいくつかの出来事などが重なって・・・というのが黄金パターンではないかと。
今までの刹那フラグ、これからの刹那フラグをなんとか使ってヘルマン編で刹那が・・・。

刹那フラグ一歩前進のためにはせっちゃんを使えませんでした(涙

>遊鬼さん
千草の扱いは多少丁寧に。もしかしたらこれから彼女をうまく作中で使える日がくるかも?
合体で足止め、エヴァちゃんの止め・・・結構バレバレでしたがこれについてはまあある程度満足です。
ネギの頑張りは明日菜に指示を出したり、多少頼ったりしているというのは描写できたのでいいのではないかな〜といった感じで。
しかし実際この修学旅行で未熟さを再確認したネギがこれからについて考えるというのがヘルマン編での目標ですね。

これまでの鬱憤をはらしたピート!しかし今度は女好きという事に・・・。
今後は彼が誰かのフラグを立てるかも(笑

>HOUMEIさん
ついに京都編終了です。落としきれなかったかな〜とも思いますがこんな幹事で。
三人合体究極変人は恐ろしいですね(笑
雪之丞は結局薔薇成分は薄くなったものの、マザコンがプラスされ、ロリも残ったというある意味三要素合体です。
横島の仮契約相手については・・・私も考え中です(汗

>スケベビッチ・オンナスキーさん
ですよね?二回目はやはり『合体』・・・。

こっそり楓フラグ。夕映は・・・やはりのどかと妻妾で・・・(笑

千草の西洋魔術師へのわだかまりはやはり簡単には消えないでしょうね。
しかし、そこを二代目スケコマシのピートが!!w

ピートの鬱屈はエヴァちゃんに話せば・・・どうなるかな?微妙です。
彼が内に溜めて、溜めて、溜めて・・・なんかなるかもです。

学園長には原作どおり苦行をしてもらいたかったのです(笑

横島達の男三人ラブコメ麻帆良ライフ!!やっと少しずつラブコメ要素を入れていけそうで嬉しいです。
3−Aの子達との個別イベントもありでしょうし、アナコンダの大暴れも!!(笑
18禁にならない程度にw
しかしスケさんは18禁希望という事で(笑

>玖幻麒さん
はじめまして、感想ありがとうございます!

エヴァちゃんと同期合体・・・なんか萌え・・・いやいや(笑

ザビエル+ヒーロー。そしてそれを着こなす横島!それこそが合体変人の肝です。
あ、京都府警からダテ・ザ・ヒーローとの関わりを問い詰められそう(笑

せっちゃんの従者になる横島・・・。赤い顔で横島に命令をするせっちゃん・・・・ちょっといいかも(マテ!

>黒帽子さん
雪広あやか!初対面でありながら相手に薔薇疑惑をつきつけるその行動に!我々は敬意を表する!!

・・・などと言ってのどかがいいんちょに敬礼したかどうかは秘密です(笑

しかし上半身裸でハリセンを振るう明日菜の勇気もなかなかのもの・・・。

>コージさん
ピート死亡フラグ!?(笑
まあそろそろ彼にも女性に対するフラグを・・・。やはり彼は顔はいいのですから!!
しかしそれで横島の嫉妬を受ける、と。

合体でバランスがどうかな〜と思っていたのでバランス取れていると考えている方がおられるとホッとします。

木乃香仮契約は適当になってしまいました(涙
こんなはずじゃなかったのに・・・。
でも彼女が魔法使いを目指す際に従者が必要なのは確かなので今後かかわりが出てくる・・・かも?

千草再登場はほんのりと原作の様子を見てです。

>海鮮えびドリアさん
犯罪すれすれ(っていうか犯罪してる)の非常識な師匠に育てられた横島は非常識な弟子に!!
あ、美神は好きですよ。あの非常識さなどなど(笑
雪之丞を出すと・・・彼目立ちすぎちゃうんですよ。濃いし、いじれるし、戦わせると強いし・・・(汗
陰に隠れちゃうキャラがいるのは残念ですがその分それらのキャラにもこれから頑張ってもらおうかな?と。

ネギが雪之丞を呼ぶ時に顔を赤くするですか?すげえいいアイディアですね(笑
明日菜が強烈な突込みをしてくれそうですし・・・。

『アナコンダ』ブーム!?まじですか?(笑
どの辺りでそんな危険なブームが?(汗

>ギンさん
そこまで褒めていただき嬉しい限りです。
パワーバランス、それから横島達が入っているとはいってもネギまのキャラをただの踏み台のような感じにしないようにというのは気をつけていきたいです。
ネギまのキャラもかなり好きですし。

亜子ですか〜。
彼女も好きですが、彼女が未来ネギに恋をするエピソードは結構好きなんですよ(汗
でもちょっと絡ませるような事はするかもしてません。

>ヤヤさん
ヤヤさんのレスを見て吹きました(笑
確かに!ぴったりですねwしかもすごい力を感じそう・・・

>23さん
同期の描写をもっと多くっていうのは反省点ですね〜。
せっかく合体したのに描写が少ないのはもう少し何とかなったかな?と。

木乃香はヘルマン編で狙われて、その際に仮契約を!!という設定を考えていたんですが・・・断念してこんな中途半端な事に(汗
申し訳ない。
しかし仮契約って別に相手一人じゃなくてもいいですし(邪笑

>六彦さん
なんとかまとまりました(汗
雪兄貴は楓にからかわれる運命に・・・。
ピートはいいとこもっていきにくいキャラですからね。
しかし幕引きにはピートの今後のための伏線があったりします。

合体でのネタは面白いかな〜とは思いますが、かなりシリアスで進んでいたのでそのままシリアスで突っ走っちゃいました。
ヘルマン編で究極合体三変人になったら麻帆良の魔法先生に追われそうです(笑

ピートの女の子との絡みは少しありです。
横島と那波さんもいいですね〜。那波さんはスーパーですから!!
ユッキーとネギのネタはもう欠かせないものになっていますのでこれからも・・・(ニヤリ

失敗部分のご指摘ありがとうございます。
誤字脱字が前話では多かったですね(汗

>angieさん
・・・多分、横島の内部で雪之丞が気持ちよくなっているんじゃないかと(汗
かなり気持ち悪いですね
げに恐ろしきは薔薇の香りです・・・

ピートの迷いは真面目な彼ならではの悩みです。
このまま深みにはまっていってくれれば(笑

寒いですね最近。私が住んでいる場所では昨日の夜雪が降りました(汗)とりあえず体調に気をつけて続きの執筆を頑張ります。
ありがとうございます。

>ネリさん
同期・合体。
どちらも相手が男だと何かいやな響きです(汗

>HALさん
とりあえず原作と違う事は、千草が召喚した魔物に殺さないようになどの命令をしなかったこと、フェイトがルビカンテをたくさん使ったり、自分の分身を作ったりしたこと、それとスクナでの攻撃をしないといけないというようにネギ達を警戒していたことです。
もう少し敵を強化してもよかったかな?とも思いましたがなるべくオリキャラを出さないようにという感じでこうなりました。
もう少し展開をいじれればよかったんですがそれは作者の能力不足という事で(汗

横島は巫女さん達とのフラグを欲しかったのでしょう(涙

>ジェミナスさん
しまった!もう少し待てばロリ之丞のレスがもらえたんですか!?(笑
三変人、ダテ・ザ・ヨコシマン。続いて『薔薇の三角関係』という新たなネーミングですw
ユッキーは古菲とバトリました。しかし、『胸を・・・アルか?』からトラウマ刺激に続くコンボで撃沈(笑
横島と刹那は・・・横島のエロスがばれる形で〆です(涙

>DOMさん
原作ではないピートの活躍。
それがいずれ彼に不幸を!?次回、『狙われたピート!?手を組んだ意外な二人?』をお楽しみに(笑

横島、ピート、雪之丞の三人とも修学旅行エピローグでは苦しみました(特にユッキー)

格闘大会ですか〜。どうしましょう?三人とも出すか二人にするか?それとも・・・。
夢が膨らみます。

>TA phoenixさん
レベルの高い文章!?そこまで褒めていただけるとは光栄です。
最近増えましたね〜ネギまクロス。
面白いのが結構あるので完全にこの作品が埋もれてしまわないよう頑張ります。

同期合体の中の人ネタ・・・今にして思うと色々出来ましたね(汗
ベジ○ト全然二人の名前の面影ないし(笑

>冬に咲く雪だるまさん
関西呪術協会は詠春さんが頑張っていくでしょう。
千草については色々と思うところもあると思います。でも原作でも詠春が多少千草の事を気にしている風があるのでいい感じになって欲しいな〜と。

ダテ・ザ・ヨコシマン、そんなことしているとマジで明日菜にちょん切られますね(汗

>プラムさん
実は、『バラボーイズトライアングル』でした(笑
千草隠れフラグが今後どうなるかは・・・わかりません。
木乃香の仮契約は結構適当に終わってしまった感があります(汗
申し訳ない。

PSのPS
いいですね〜。白いなまものの鍋ですか(笑

>みょーさん
修学旅行終了!です。

ユッキーのアーティファクトはいずれ・・・。
「ママ〜」もありですが、ユッキーのアーティファクトは少しはネタになって、一応実用性のあるものを・・・と考えています。

>鋼鉄の騎士さん
燃えましたか!?よかったです。
ピートの聖職者としてのキャラ、それと横島という友人がいたからこそあんな感じになりました。
でも、だからこそピートはちょっと悩んでいます。

そして、ホテルで起きた出来事をしったユッキーとピートは、やさぐれてしまいました(笑
凹みに凹んでしまって・・・(涙

>タカジさん
メインキャストの見せ場をなんとか作ることができました。

そこはかとなく薔薇臭のするこの話、これからラブコメが増えてくる・・・かもしれません。
男同士で『合・体』!!はなるべく勘弁です(笑

京都編のしめはこんな感じになりました。いかがでしょう?

>湖畔のスナフキンさん
設定を色々解釈できるGSは結構SSにしやすいですよね。

合体してへんてこ合体キャラになってしまいましたが、私は変身ヒーローおたくではありません(笑

いつか変人合体!!をするかもしれませんね。
そのときは大暴れを期待して・・・。

刹那嬢は一生懸命ですからね〜。
ルシオラですか?儚げなところがすこしにている気がしますね。

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