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▽レス始

「優しい世界 一話(元ネタGS×ネギま!)」

ナナヤ (2007-06-30 01:43/2007-06-30 02:51)
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『優しい世界』の続きです
結構続けて欲しいと意見があったので始めちゃいます!

はじめに
この作品は起こる大抵の事象が『マンガの小説なんやから』で解決しています
事象の原理や論理がきちんとしてないとダメ!な人や
二次創作なんやから原作の設定大事にして〜な!な人はご遠慮下さい
作者は基本『素人が書く小説なんやしそんなん気にすんな』『原理や理論なんて抜きでストーリーを楽しもうぜ!』な人なんで…


だから少しでも上に書いてあることに当てはまる人
作者の考えを許容できない人は読むのを止めることをお勧めします

勝手なことを書きましたが
それでもいいと言う人は是非是非読んで下さい


夢を見ていた

美神さん、おキヌちゃん、シロ、タマモ、人口幽霊そしてルシオラの6人と一緒に事務所でバカやりながら働く夢

美神さんはお金を楽しそうに数え

おキヌちゃんはおいしいご飯を作ってくれて

シロとタマモはいつもみたいに喧嘩して

人口幽霊はそれを楽しそうに見て

ルシオラが俺の隣に寄り添いながら笑ってくれている


そんな夢


それからピートやタイガーが遊びに来たり

雪之丞が俺の部屋に飯をたかりにきたり

神父は相変わらずハゲが進行してて

エミさんに冥子さんの2人と美神さんは相変わらず仲よさそうで

妙神山ではパピリオが小竜姫さまを困らせたり

カオスのおっさんとマリアは金欠でバイト三昧

親父とお袋も元気で夫婦やって

それで…

それで…

……………………分かってる

これは夢だ

こうでありたかったっていう
俺の夢
もう叶うことはない
俺の夢

だけど…


ああ…目覚めたくなんてない


01:夢をみたあとで


……………なくていいの?

―ん?

…も………やし…

―誰かの声がする…

………るまで…………か?

―二人……いや三人か?

……やで………へんし………あれ?

―意識が……浮上する


「う……」

「ほら、気ついたみたいやで〜」

目を覚ましてみれば
俺を心配そうに見ている赤毛の男の子
なんだか警戒しているっぽいツインテールの女の子
ニコニコしている長髪で黒髪の女の子がいた

「大丈夫かえ〜?」

「ここ……は?」

体を起こす
どうやらどこかの部屋のベッド…多分目の前の子たちの部屋だろう…に寝かされていたっぽい

まずは状況把握
どうして俺はこんな所に?
確か魔族から逃げて……小竜姫さまと美神さんが………
そしてタマモと…

「っ!そうだ!タマモは!?タマモはどこに!?」

「わっ!た、タマモ?………もしかしてこの子ギツネのこと?」

ツインテールの女の子が急に慌てだした俺にビックリしつつ手に抱いた金色の毛の子ギツネを指す

「タマモ!」

「きゃっ!」

その子ギツネがすぐにタマモだと分かり女の子の手からタマモを半ば無理やり奪う
悪いとは思うけど今はタマモだ

「大丈夫ですかアスナさん?」

「うん……なんなのよコイツ?」

傍で何か話しているけど聞こえない
俺しか使えない筈の文珠の複数使用をタマモは使ったんだ
タマモは無事なのか?

「すぅー…」

キツネの姿のタマモはどうやら寝ているだけみたいだ
おそらく無理に霊力を使ったから人の形を維持できなくなったんだろう

霊視でタマモを視ても霊力が弱まっているだけで心配するようなところは他にはない

「よかった……タマモ」

無事だった…
俺は優しくタマモを腕の中に抱きしめる
暖かい……

生きている


「あの〜……あなたは一体誰なんですか?林の奥で倒れていましたし…」

「っ!!」

赤毛の少年がオズオズと声をかけてきたところで気づく
そうとは思えないけど、まだ中学生、小学生ぐらいのこの子たちが俺たちを狙っていないなんて保障はどこにもない
それにもし狙ってなくても俺を狙っている人間がこの子たちの知り合いにいるかもしれないからだ

一瞬で眠るタマモを抱えたままベッドから飛び退き三人から距離をとる

いつでも戦えるように栄光の手を出す準備も怠らない

「へっ!?嘘?はやっ」

「っ」

「わ〜すごいな〜」

俺の行動にツインテールの女の子は驚愕し
赤毛の少年はここにきて初めて警戒の色を浮かべ
黒髪の女の子だけは相変わらずのほほんとしていた

「質問に答えてくれ……お前らは誰でここは……日本だよな?…で日本のどこだ?」

「はぁ?何言って…それよりアンタ…
「ここは日本の麻帆良学園中等部の女子寮やえ〜」
ってこのかアンタ何勝手に!?危ない奴だったらどうするのよ!?」

「ええ〜でも悪い人やなさそうやし〜」

「かもしれないけど、あんなところで倒れてて滅茶苦茶怪しいじゃない!」

「あ、アスナさん落ち着いて…」

ツインテールの女の子の言うことは正しい
でも今は黒髪の女の子に感謝だ
こういう時、現状把握は一番大事なことだから
それにしても…

「麻帆良学園?女子寮?ここは学校なのか?」

「そうや〜。それとウチは近衛このか
こっちが親友の神楽坂アスナで
こっちがウチの担任のネギ・スプリングフィールドくんやえ〜」

にこにこと黒髪の女の子…このかちゃんが二人の自己紹介をしてくれる
…って

「担任……そいつが?」

赤毛の少年……ネギを指して聞く

「そ、そうです」

ソレをネギ本人が肯定する
確かこの国には労働基準法があったような……

「いや……それより。三人の誰かで知り合いにGSがいたりするのか?」

「GS?何それ?」

警戒して聞いたことに帰ってきた言葉に一瞬キョトンなる

「……GSをしらねーのか?」

「このかは知ってる?」

「ウチも聞いたことないな〜……ネギくんは?」

「いえ……僕も聞いたことが」

「は?……何言ってんだ??」

どういうことだ?
GSを知らない??
国家資格にもなってるGSを?
嘘をついているようにも見えない

何がいったいどうなってる!?

「じゃ…じゃあ美神令子は?アシュタロスが起こした大戦のことはさすがに知ってるよな!?」

「美神令子?アシュタ…何だっけ??
それよりさっきからアンタ何訳わかんないことばっかり言ってんのよ!」

「アシュタロスっていうたら、確かソロモン72柱の1柱の魔神やったえ」

「僕もアシュタロスのことなら少しは……でもそれが何かあるんですか?大戦って…」

何を言っているんだコイツら?
美神さんを知らない
アシュタロスとの戦いも知らない??

何で?

何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で何で??

「すぅ〜」

ふと腕の中で寝ているタマモに視線を落とす

そういやコイツ文珠になんて文字を込めていた?
確か……


『平』『行』『世』『界』


「は……ははは…」

嘘だろ…?

俺はがっくりと膝を落とす

「いきなりなに!?」

アスナちゃんが何か言っている
でも聞こえない

「平行……世界?」

なんだそれ?
じゃあここは俺のいた世界じゃないってことかよ?

ルシオラと東京タワーで見た夕日も

美神さんたちがいた事務所も

神父とピートが住んでいた協会も

妙神山も

同じものはここにはないってことか!!?

「なんだよそれ……」

俺は意識化から文珠を三人に見えないように出す
そして文字を込め………ようとして止めた

「戻って……どうするんだよ……?」

元の世界に戻って俺は何をすればいい?
思い出の場所はあっても
大切な人たちはもうそこにいない

ただ俺を殺そうとする奴らだけ…

そんなとこに戻って俺は何を……

「は…はは………だっせぇ」

俺は黙って立ち上がる
起こさないようにタマモを大事に抱え

「こ、こんどは何?」

「……」

アスナちゃんとネギが警戒してこちらを伺う

「ありがとう」

「え?」

「へ?」

俺の言葉に二人の目が点になる

「世話になったな」

そんな二人を無視して俺は部屋の扉へ歩いていく
もうここにいる必要はない
これ以上迷惑をかけることはないだろう

そう思い部屋を出ようとすると

「待って」

腕を掴まれた
相手は

「このか…ちゃん?」

黒髪のこのかちゃんだった

「ウチら今から夕御飯なんよ。よかったら一緒にたべよ〜?」

「………へ?」

「ちょ…このか何言って!?」

「このかさん!?」

このかちゃんの言葉に俺も含めまた目が点になる
何を言ってるんだこの子は
初対面…しかも素性のしれない怪しい男を飯にさそうなんて…?

そんなことお構いなしにこのかちゃんは俺の手を握り

「勝手に現れて勝手に去るなんて勝手やえ?それにウチ…おにーさんの名前まだ聞いてないえ?」

そう優しい笑顔でいった


「「「いただきま〜す」」」

「横島さんいっぱい食べてな〜」

「あ、うん。…サンキューこのかちゃん」

結局このかちゃんに押し切られる形でご飯をご馳走することになった
あの後名前を教え三人は俺のことを「横島さん」と呼んでいる

今はテーブルを囲んで飯の真っ最中
タマモはまだ寝ている

ちなみにメニューはご飯、サラダ、メインにハンバーグあと何品か…といった感じだ
このかちゃんが作ったもので
どれもおいしそうだった

でも、食欲はわかない…

俺はこの世界でどうすればいいんだろうか?

「横島さん、もしかしてオイシーなかった?」

考えてる顔がまずい物でも食べているような顔だったのか
このかちゃんが不安そうに聞いてくる

「いや、すごくおいしいよ」

一口食べて感想を言う
お世辞でもんくほんとうにおいしかった

「よかった〜」

安心したように笑う
その顔が少しだけおキヌちゃんと重なってまた少し胸が痛くなった

「ちょっと横島さん。このかのご飯食べるんだからもっとありがたみながら食べなさいよね」

アスナちゃんが不機嫌そうに言う
今度はその顔が美神さんに少し重なる

「って、ちょっとネギ!あんたまた私のお皿にピーマン移したわね!!」

「う〜だって苦手なんですよ〜」

「そんなこと言ってたら立派な大人になれないわよ!」

「でも〜」

「でももクソもない!」

嫌がるネギの口に無理やりピーマンを放りこむ
ネギは泣きアスナちゃんは笑う

次はじゃれあうシロとタマモに

…ダメだ

「はは…まったく」

「二人ともおもろいな〜……え?横島さん?」

「な、何?」

「え?え?」

ほんとダメだ…

「どうしたん?やっぱりおいしくなかった?」

違う

「違う…」

「え?」

「違うんだこのかちゃん…」

俺は…

「ただ……なつかしくて…」

俺は…

「でも泣いて…」

「だから…」

ああ…たまらない

「少しだけ泣かせて」

こんな空気はたまらない

まるであの頃に戻ったみたいな気分になる

もう叶うことのない願い

「うぅ……あぁぁ」

目覚める前に見た夢を思いだす

「あああぁ……」

叶うことのない夢


ああ、本当に本当に


夢から覚めたくなかった


みんなが見つめる中


俺は静かに泣き続けた


続く?


あとがき

さぁ、第一話が無事に終わりました。
ってこれはスレてるといううのか?

でも前のあとがきでも「スレてるというか暗いというか」って書いてあるし
これはスレといううより暗い系でいこう!
あ!石投げないで!!

まぁ、とりあえずこれからの展開は
在り来たりなようで意表をついていく感じを目指していくつもりです。

あと、ネギのピーマン嫌いは勝手な想像です
すいません

ここまでみてくれた読者さま

これからも作者であるナナヤを暖かい目で見守ってくれると嬉しいです

ではまた次回!


PS・レス返しは時間がないのでしません
マジすいません…

でもレスくれるとやる気ムンムンなんでくれると嬉しいです。
これからもよろしくっす!

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